理学療法士の平均年収は全産業職種の平均よりも低い水準にあります。
役職になっても大きく収入は変わらないし、残業をしても残業代がでないところも多いのが現状です。
そのため、収入アップのために副業をやっている理学療法士は多くいます。
そこで今回は、理学療法士として専門的スキルを発揮しながら副業をしたいと考えたとき、どのような副業があるのか、どういうことに注意すればいいのかを紹介したいと思います。
参考になれば幸いです。
理学療法士におすすめ副業4選
①非常勤勤務(クリニック、デイサービス、訪問リハビリなど)
現在勤めている職場とは別の施設で、週1回の勤務や短時間勤務で働く副業です。
クリニックなどの非常勤勤務は、理学療法士がスムーズに副業を始められる方法の一つで、多くの理学療法士がこの働き方を選択しています。
非常勤勤務の副業は収入アップだけではなく、本業とは異なる領域でのリハビリであれば副業を通して学べることも沢山あり、知識や技術、視野を広げることも出来ます。

私も現在、本業が休みの日に、毎週1日、クリニックの訪問リハビリのアルバイトをしています。
リハビリのアルバイトは、一般的な接客や仕分けなどのアルバイトと比べても、時給換算で倍近く貰えるのでオススメです。
②スポーツトレーナー
理学療法士の豊富な知識や技術があれば、個人契約のトレーナーの道も選択肢の1つとしてあります。
スポーツトレーナーとして、クライアントの怪我予防や回復のリハビリ、パフォーマンス向上を目的としたトレーニングの指導などを行なうことが可能です。
選手の健康管理や怪我予防の専門知識を有するアスレチックトレーナーの資格を取得すれば、フリーの活動を有利にも可能です。
初めてのクライアント探しは難しいですが、まずは地元のスポーツチームなどに声をかけるのが良いでしょう。
③セミナー講師
理学療法士の経験や知識を活かして、一般の方に向けた健康講座や、同業者に向けたスキルアップや技術講習などを行なうセミナー講師の副業もあります。
最近では、オンラインセミナーの需要が増えており、ZoomやYouTubeを使って講座を開く人も増えています。

私の同僚にも、YouTubeや書籍を出版しながら、
セミナーを開催している人もいます。
④ネット関連の副業(ブログ、ライター、アフィリエイトなど)
自宅にパソコンがありネット環境が整っていれば、未経験でも低コストですぐに始められるところが魅力です。
理学療法士としてリハビリの専門職としての立場から記事を書いたり、専門家として記事の監修を行なうことができます。

私の周りでも、YouTubeやアフィリエイト、ブログをやっている人もいます。
低コストで小さく始めることが出来、途中で失敗して断念したとしても、比較的損失が少ないため、リスクを小さく副業できるところが魅力です。
副業をする時の注意点3つ
①副業が可能な職場なのかどうか
職場によっては副業が禁止されているところがあります。
副業が禁止されている職場で堂々と副業を行なうと、何かしらのペナルティを課せられる可能性があります。
職場の就業規則をしっかり確認する必要があります。
②確定申告をする必要がある
確定申告が必要になるのは、副業で年間20万円の収入がある場合です。この場合の収入は「所得」のため、「利益−経費=所得」で計算します。
確定申告を怠ると、追加課税などのペナルティが課せられる可能性があるため、必ず確定申告は行なうようにしましょう。
③体力面での負担
副業することにより体力的につらくなり、本業に支障をきたさないように注意することが重要です。
理学療法士の仕事は患者様を支えたりなど体力的にきつい仕事であり、疲労が原因で体調を崩して本業を休んでしまっては本末転倒です。
労働時間と体調を十分に確認しながら、心身の無理のない範囲内で副業を行ないましょう。
まとめ
理学療法士の給料は全産業の平均より低く、副業を行なっている職員は数多くいます。
自分に合った副業を選んで、体力面で負担がかからないように、体調管理をしっかり行ないながら副業を続けることが重要です。
以上でこの記事は終わります!
今回の記事が参考になればうれしいです!
最後までご覧いただきありがとうございました!
では、そういうことで!